"between" とは

対話のテーブル "between"

さまざまな「間」に
焦点を当てた対話イベント

対話のテーブル "between" は、「私-あなた」から、「私たち-公共」につながる、さまざまな「間」に焦点を当てて対話をする場です。私やあなたの心、そして、私たちの生きる世界にある様々なことやもののすべてが "between" のテーマです。この世界は多様性に溢れ、時に対立や二元的な視点が生まれることがあります。しかし、人間の心や世界の様々な現象、そしてそれらの相互作用や関係性は、単純な質的差異の議論で割り切れるものではありません。
ここでの対話を通して、自他の視点の違いや共通感覚を知り、個の尊重と信頼関係のもと、新しい絆や理解を築き、新たなアクションが生まれることを目指します。

「対話がつくる」世界へ

多様性とポジション対立

今日の世界では、多様性の尊重が叫ばれる一方で、対立と分断、エコーチェンバーによるその増幅が生まれることがあります。
人間と環境の関係をとっても、自分の問題を「自分のせい」と見るか「社会のせい」と見るか、それぞれの視点が二元的な状況を生んでしまいます。
また、人と人の距離感でも、他人との関係性において、近づき過ぎて傷つくことがあれば、離れすぎると不安を感じるなど、「自由」と「安心」、「親密」と「暴力」の間で引き裂かれることもあります。

対話のテーブル "between" での対話について

対話を通じた理解の深化:「私」と「あなた」が心地よい距離で向かい合い、相互尊重と信頼のもとで語り合うことで、新たな関係性やアクションが生まれます。
ここでの対話は、何らかの意思伝達を行う広義のコミュニケーションや、交流を主な目的とする広義の会話とは異なり、お互いが、自分が信じているもの、自分の率直な気持ちを共有するコミュニケーションです。 つまり、自分の内側を相手に対して自分が心地よいと思う範囲でオープンにして、互いに深く理解し合うプロセスです。

"between" のプログラム

3つの対話のテーブル

「こころ」のテーブル
自分の体験や思いを、心を開いて共有し、語り合います。たとえば、オーラルヒストリーのワークショップなどを通じて、私たちの心を探求します。

「公共」のテーブル
読書会のような形で、私たちが生きる世界について一緒に学び、考えます。専門家をゲストとして招き、多角的な視点からの対話を通じて、自他の視点の違いや、共通感覚や問題の本質の理解を深めることができます。

「真理」のテーブル
「どう生きるか」、「どんな世界に生きるか」など、抽象度の高いテーマについて考えを交わし、真理を探究します。